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とりあえず、上部に細々とした時系列の出来事、下部に本編という、上下に分かれた構成が非常に読みにくい。内容は悪くないのに疲れる。
三木富雄の耳の作品が一流ギャラリストに声をかけられたのに、三木は耳の次の新作で個展をやりたいと主張した。しかし、ギャラリストは耳の作品でしか個展を開く気がなく、後に三木が、失策だったと気づいて耳でやろうとした時にはギャラリストはそっぽを向いていて、もう遅かった、という話はとても興味深かった。
しかし、だいたいの作家なんてのは、ギャラリスト、キュレーターの言いなりっていう現実もある。