キャッチコピーの表現別 グラフィックス(パイインターナショナル )

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めずらしく買ったのではなく借りた本。2、3ページめくっただけで、興味深さが尋常ではない。

なんどもなるほどなァーと感銘を受けてしまった。

下記引用(広告の中に挿入されたキャッチコピーの部分)。

昔は安い酒で、夢のことばかり話した。

最近は高い酒で、金のことばかり話している。

結婚前は花嫁、結婚後はただの嫁だなんて

かわいそうな人のニュースをみた。

思わず泣いた。

チャンネルを変えたら芸人がいた。

思わず笑った。

テレビを消したらぜんぶ忘れた。

毎日、ちがうものが食べたい。

毎日、おなじものが食べたい。

私に詳しい人がたくさんいると、

そこが地元になる。

好きです。別れましょう。

肝心な話って

いつも一秒かからない。

引用終わり。

キャッチコピーってのは、ほんとうにすごいものだと思う。その名のとおり、圧倒的な”つかみ”である。

「テレビを消したらぜんぶ忘れた。」まったくその通りすぎてうなってしまうし、「毎日、ちがうものが食べたい。毎日、おなじものが食べたい。」は、一瞬矛盾を感じさせてしまいかねない言葉だが、これはスーパーの西友の広告で、ただ家庭で料理して食べましょうとかいう以上の、日々の生活のなんたるかというか、漠然と、ああ、そういう生活っていいよね、スーパー行こうか、というような訴求力が尋常ではない。ただただすごい。

すごいぞコピーライター。しかし博報堂出身者が多すぎて、なんだか溜息が出るぞ。

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