闇の子供たち (梁 石日/幻冬舎)

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放送大学で紹介され、その講義の担当教授が「わたしはあまりの内容に最後まで読みきることができませんでした」と言っていた。のを受けて、即座にamazonで買った本。わたしは悪趣味なのである。

貧困のために、売られる子供。そして大人たちの性的な玩具として骨の髄まで働かされ、エイズになればゴミとして捨てられる。というような話。

以下本書より引用。

タノムの肛門からも疣痔のように血が流れている。そのぬるぬるした血の感触がたまらないらしくシャルルはわけのわからぬうわごとを口走って果てた。タノムの肛門から溢れ出たシャルルの大量の白い精液と血にまみれて、タノムはうずくまった。

引用終わり。

まあ、確かに性的虐待の描写はすさまじい。無理な人は無理だろうなと思う。

これはフィクションかノンフィクションかという論争があるようだが、ぼくとしてはどっちだっていいと思う。

事実は小説より奇なり。人間の頭が考えつくことなんてだいたい、現実においてとっくの昔に起こっていることだと思っている。あくまでも、ぼくは。

だからまあ、こういう世界は、残念ながら確実に存在するだろうなと思う。だって、どう楽観的に見積もったって、需要と供給の関係が成り立っているんだもの。それが道徳だけで避けられるほど、人間は美しくない。

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