うちの子が、なぜ!―女子高生コンクリート詰め殺人事件 (佐瀬 稔/草思社)

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ちょっと調べてみればわかることだが、本書はアマゾンでの評価が妙に低い。

それは、加害者に同情的だ!というような理由によるようである(さらっと感想を流し読むところでは)。

まあ、その意見はわからなくもない。しかし、それでも本書には、これから人間として、またいつか親として生きていくならば、一読しておいて損はない、深く、優れた内容だと思った。少なくともぼくは。

以下、本書より引用。

――ねえ、お母さん、親子の愛情というのはね、いくら存在していても、互いに伝わっていないことには存在しないのと同じことなんですよ。

引用終わり。

よりによってこんなロマンチックな部分を引用をしてしまったが、その通りと常々思っているので、引用しておいた。

愛情表現がヘタクソが老若男女には、ぜひともこの引用部分を箴言としてがんばっていただきたい、って、上から目線だが、ぼくは愛情表現とか、そういうのだけは得意なので、上から目線で言う権利がある! とかなんとか。

それはともかく、ぼくは最初、本書をただ残虐な好奇心だけで読み始めたのでちょっと期待はずれだとも思ったが、どうして、読み進めるにつれて引き込まれた。

自分の子供が、この種の犯罪をおかさない保証はない。これほどの犯罪を犯さないまでも、”いい子”に育つ保証などどこにもない。

そういう前提にたって、どう育てるか。自分に何ができるか。

考えて、考えすぎることはないテーマだと思う。

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