10年後の日本 (日本の論点編集部編/文藝春秋)

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日本の未来、つまり我らの未来お先真っ暗だと思わざるを得ない内容である。

まあ、いつの時代も不透明な未来に対して懸命に生きてきたのが人民ではあるが、見通しはかくも暗い。

バブル時代に大人になってて、ノーパンしゃぶしゃぶにでも行きたかったよぼくは。つっても仕方ないのでがんばろう。

以下本文より、気が滅入るような箇所を抜粋。

ドイツの社会学者ウルリッヒ・ベックは、1988年に著書『危険社会』で〜中略〜自由な競争社会とは、自己責任の名のもとに「リスクをとることを強制される社会」と〜中略〜

佐藤俊樹・東京大学大学院助教授は、著書『不平等社会日本』で、親の職業や経済力が子どもの職業を決定していることを実証〜中略〜強者の子どもは強者として育てられ、弱者を親に持つ子どもは、結果的に弱者にならざるをえない

「六ヶ月以上自宅にひきこもって、会社や学校に行かず、家族以外との親密な対人関係がない状態」というのが、厚生労働省の「ひきこもり」の定義。

以上

ひきこもりの”定義”というのがおもしろい。アートみたいだわ。

それはいいとして、実のところ、そういう経済だとか政治だとかにはどうにも興味が持てないぼくなのですが、結局それをリアルに考えられるようになるのは子どもができてからなんだろうなと、ぼんやり思う。

未来のぼくの子は、うん、きっと弱者。

でもまた、きっと、異様に自信のみなぎった弱者。愛してるよ、って、いつの話になることやら。

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