日本人の英語 (マーク・ピーターセン/岩波書店)

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見てのとおり英語の本。日本人の英語の使い方の問題点がいろいろと指摘されている。ぼくにもう少し英語力があったなら、なるほど!とか、そうだったのか!というところがたくさんあったと思うのだが、いかんせん理解が追いつかない。

さらっと以下本文より引用。

(日本語の「なさすぎる」という表現について)

『ない』は『何もない』という意味ではないか。『ゼロ』ではないか。『なさ』には度合いがあるか。もし何かが『少なすぎる』というのならわかるが、『なさすぎる』なんて、どうしても私に納得できないことである。英語は決してそういう非論理的な言い方を許さない。というようなことを言ったら、先生は、まあ「英語はよくわからないが、『ない』という日本語は『ゼロ』じゃない」と教えてくれた。

Genji Hikaruなんてあんまりだ

“Eiichi Ohtaki”。英語だからといって、人の名前を逆さまにする時代はとっくに終わっている気がする。〜中略〜アメリカのニュースでは中国人や韓国人の名前はMao Tsu Tung(毛沢東)とか、Kim Dae Jung(金大中)といっているのであって、けっしてTsu Tung Maoとか、Dae Jung Kimとは言わない。ところが日本人の名前になると、おかしなことにYasuhiro NakasoneとかNoboru Takesita となってしまうのである。これは日本人自身が順序を逆さまにしてきたから、そうなっているに過ぎないのである。しかし、そのために、ふつうのアメリカ人は、これが日本人の本当の名前だと思いこんでしまっているのである。日本の国際化のためには、このような明治時代からの考え方をこのあたりでやめてもよいような気がするが、どうであろうか。

引用終わり。

名前の逆さま、そうだったのかと納得。とりあえず、最近英会話で、I Like Contemporary artと言ったらみんながきょとんとしていたので、example, AIda Makoto and Murakami Takashi…と言ってしまい、あ、英語では名前が逆だった、と恥じたのだが、これはまったく正しかったというわけか。

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