小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない (大沢 在昌/角川書店)

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画家もいいけど、小説家も悪くないよなと、ずっと思っている。

広島で、仕事とプライベートがあんまりにも暇だったので(というか、つまらなかったので)、ちょっともう一回小説でも本気で書いてカタルシスでも得るか、と思って買った本。

以下本書より引用。

自分の資質にまったく合わないこと、あるいは自分は好きじゃないけどこっちのほうが多くの人に受けそうなことを無理して書いていっても、いずれ必ず破綻がきます。自分に合わないものを書いてたまたまそれが受けたとしても、一生その合わないものを書き続けるのは苦しいですよ。作家という職業に定年や引退はありませんから、死ぬまでずっと書き続けなければならない。
自分の資質の中にある最も強い武器を見つけ、その武器を伸ばすことが大切です。

引用終わり。

引用箇所、美術家の指針としてもおおいに首肯できる。

本書はたとえ小説を書かない人にとっても、人にものごとを伝えるとはどういうことか、どうすればよりよく伝わるか、というようなことが、とてつもなくよくわかるすばらしい良書だと思う。

ぼくは最近は特に小説熱はないが、読んでよかった。とりあえずわたしの場合は、むこう20年のうちに、画家のかたわらエッセイか何かを出版する(予定)ので、そのときの文章が本書によってわかりやすくレベルアップしたに違いない。

記事カテゴリー: 読書