教育とは何か (大田 堯/岩波書店)

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まじめに教育について考えている本。子供にとって最高の教育とはなにか。という。

しかし、あまりにもまじめ過ぎて、教育委員間の報告を聞いているような感じで、いかんせんつまらない。

以下、本書より引用。

サン・テグジュペリの『星の王子さま』の一節に、次のような大人たちへの苦言があります。
「おとなの人たちに<桃色のレンガでできていて、窓にジェラニュウムの鉢がおいてあって、屋根の上にハトのいる、きれいな家を見たよ……>といったところで、どうもピンとこないでしょう。おとなたちには、<10万フランの家を見た>と言わなくてはいけないのです。すると、おとなたちは、とんきょうな声をだして、<なんてりっぱな家だろう>というのです。」

引用終わり。

星の王子さまは、実は大人向けである、とかなんとかを放送大学で言っていたが、そもそも読んだことがないのでよくはわからない。しかい。この一節を読む限り、相当に深いことを言っているように思う。

この一節には、子供よりも、むしろ大人のほうがそうだよなあと、一抹の悲しさと諦めとともにうなづいてしまうだろう。かくいうぼくもまた、いつの間にか立派な大人である。

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