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LP(ランディングページ)の注文は多い。いま現代、WEB成熟期にあっては、もはや牧歌的にじっくりホームページを見てくれる人などいるはずもない。そこでLPという、1ページ完結ですべてを伝えるという形式は時代の流れに合っているからだろう。
ランディングページ再考
確かにLPを作るのは好手である。しかし、とりあえずLP作っときゃいいという空気があることは否めない。
十分な情報を与えてアクションを起こしてもらう
ランディングページには、十分な情報を載せる必要があります。 ランディングページの目的は、お客さんにメルマガへの登録や資料請求などの、アクションを起こしてもらうことです。そのために、伝えるべき情報は、余すことなく伝える必要があります。
テレビなどで、「詳しくはWEBで」というのがある。しかし肝心のWEBに行ってみたところで、本当に詳しくユーザーの知りたいことのすべてを網羅的に載せているところは案外に多くない。
結局は直接問い合わせる必要があったりするのでは、サービス提供者としては不誠実だと言わざるを得ない。
情報の波に呑まれて消える
素晴らしい魅力的な商品であれば、黙ってても売れるのは過去の話である。
現代人が1日に触れる情報の量は、江戸時代の人の1年分、平安時代の人の一生分とも言われています。 それだけたくさんの情報の中で生きていると、ひとつひとつの情報の価値が小さくなります。
この膨大な情報の中で、人にしろ会社にしろ商品にしろ、認知されることがどれだけ難しいことか。その現状認識から出発しなければ、あなたがいくら商材に金をかけようが人生をかけようが情報の波に呑まれて消えるだけである。
信じるべきはデータ
私は十年以上に渡り国内外の民間IT企業でWEBデザイナーとして経験を積んで来たが、感覚値でものを言う人は少なくない。
それに一番振り回されるのは末端の作業者である。何度も修正を繰り返しているうちに、だんだんと、何のためにやっているのかわからなくなってくる。
ABテストを行う上での大前提として、「テストは必ず一箇所ずつ行わなければならない」という点があります。 ABテストは、「Aの場合とBの場合ではどちらが良いのかな」という目線で比較するテストです。 二箇所以上を同時に変えてしまうと、「どちらの要因でこのような結果になったのか」が分からなくなります。
人間は意味を見い出せないことには情熱を注げないものであり、納得がいかないことには本気で取り組めない生き物である。曖昧な好みや恣意的な判断は、現場を疲弊させるだけである。
なんとなくではなく、裏付けのあるデータでもって議論する。それを心がけるだけで解決することは山ほどある気がする。