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どんなにダメなウェブ制作者でも、CSSくらいは書ける。否、書けると思っている。それがそもそもの間違いである。
なぜCSSは難しいのか
CSSにはプログラム言語には必ずある、適用範囲を限定するスコープという概念がない。例えるなら、家の蛇口をひねると、会社でも水が出る。会社のトイレでこっそり用便を足すと、彼女の家でも汚物が垂れ流される。つまり、「ここだけ」という書き方ができない。それが問題だ。
CSSを書ける定義を見直す
ソクラテスの無知の知ではないが、WEB制作者のほとんどすべてはCSSが書けていないことを自覚しなければならない。いかに見た目の上ではマトモに組めているように見えるWebサイトでも、その裏側が美しく、メンテナンス性に考慮されているかどうかはまったく別の話である。
最後は愛
なぜそのように荒れ果てたCSSを書いてしまうのか? それはつまり、思いやりがないからである。未来、あるいは自分の死後、他の人があなたのソースコードを触ることがあるかもしれないという可能性をつゆほども考えず、自己の中で閉じて、他人のことを考えていないからである。
つまり、愛さえあれば、我々は汚いソースコードなんて書けないはずなのだ。そう、今こそ真実の愛について考えよう。