「お任せください!」「経験あります!(スクールの課題で……)」なんて言いつつ、未経験からいきなりフリーになっちゃったので、Web業界の“常識”も“リスク”もよく分かってません……というあなたへ: Web業界でフリーとして働くことの意味、本当に理解していますか? (あやぽん/Kindle出版(KDP))

書籍「お任せください!」「経験あります!(スクールの課題で……)」なんて言いつつ、未経験からいきなりフリーになっちゃったので、Web業界の“常識”も“リスク”もよく分かってません……というあなたへ: Web業界でフリーとして働くことの意味、本当に理解していますか?(あやぽん/Kindle出版(KDP))」の表紙画像

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曲がりなりにもスクールの講師をやっている身としては、非常に痛いところを突かれた思いである。

大手スクールでも、案件の獲得がすべてのゴール及び評価基準になっており、一番大切なところが抜け落ちていることを痛感する。

技術書を読む前に、まずはこれを読むべきだと思う。社員教育としても、無理なく読んでもらえる素晴らしい本だと思う。

さっそく、弊社で関わってもらっている全パートナーに業務の一環(有給かつ購入費は弊社負担)として読んでもらえるよう手配した次第。

発注者側の立場から正直に言うと、私はカフェで仕事をする人に依頼はしません。むしろ「この人に依頼してる会社は大丈夫か?」と心配になるほどです。カフェでの仕事風景をSNSにアップするということは、
● セキュリティ対策してません!
● 守秘義務なんて守りません!
● 秘密保持契約なんて知らない!
と自分から言いふらしているようなものなのです。

お客様にとっては、あなたが会社員なのか個人事業主なのか、専業なのか副業なのか、そんなことは全く関係ありません。また、大手企業の案件だろうが、フリーランス同士の小さな案件だろうが仕事の規模も関係ありません。どんなお客様との取引でも、トラブルになれば損害賠償請求をされる可能性があるのです。

実は私も新人時代に、無断転載をしそうになったことがあります……。とあるお客様のWebサイトの店舗紹介ページにGoogleマップを掲載しようとしたのですが、システムの兼ね合いで外部リンクの埋め込みができなかったため、うまく表示ができませんでした。制作予算も限られ、納期もギリギリだったことから、どうしたものかと悩んだ結果、うまく表示できないなら、Googleマップをスクリーンショットして、画像として掲載すればいいのではないか! と思いついたのです。そうすれば地図のイラスト制作費用も浮くし、時間も短縮できるし、一石二鳥だ!  (中略) Googleマップは無料で使えるといっても、スクリーンショットや印刷物への利用はできないのです。

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