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すでに小手先のSEO対策が無効になって数年。これからもその傾向は強まる。
本書は、基本的なSEO対策に加えて、最新の海外SEOの知見も含めて幅広く紹介されている。
一読して覚えきれるものではないが、基本をおさえておけば、すべて暗記する必要はない。つまり「人間(自分)にとってよいコンテンツか?」どうか。
その思考でテキスト、画像、レイアウト、読み込みスピードを見直すと、自然と何をどのように改善すべきかが見えてくるはずだ。
その他、質の高いコンテンツの指標として次のようなものが挙げられます。
●ページの表示速度が速い
●ユーザーフレンドリーなデザインになっている(端末関係なく)
●文法の間違いや誤字脱字がない
●画像や動画に文字情報( Alt textやスクリプト)がつけられている
これからは記事を書いた人の専門性までチェックされます。今まではサイトとしての専門性だけが重視されていましたが、「誰が記事を書いたか」まで重要になるということです。Quality Raterは記事執筆者のプロフィールや経歴などを、検索エンジンで調べています。今後この指標がアルゴリズムとして採用されたときのために記事投稿者名にアンカーテキストを貼って、執筆者のプロフィールページに飛ばすなどの施策も有効です。
URLの命名基準はおさえておきたい。デフォルトの日本語のURL設定のママで提出してくるクラウドソーシングのワーカーの方も散見されるが論外だと思う。
●キーワードを含ませる
●短いURLにする
●日本語のURLは避ける
●サブドメイン使用時は注意
●文字を区切るときはハイフン(-)かアンダースコア(_)を使う
●URLは小文字で表記する
ちなみに今では、キーワードを含ませることよりもURLを短くすることの方が重要であると言われています。商品名と同一のURLのような過剰なキーワード一致(Exactmatch)は、ペナルティの対象となるので注意が必要です。日本語のURLは文字化けして非常に長いURLとなってしまうため、必ず英語で表記するようにします。たまに英語ではなくローマ字表記している人がいますが、検索エンジンは正しく認識できないので、必ず英語で表記するようにしましょう(例:saitekika → optimization)。