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弊社でも昨年より本格的に取り組み始めたShopifyであるが、実際に案件数は右肩上がりである。
パートナー企業様とのコラボレーション的なサービスも昨年末より開始し、これからいっそうShopifyに関する知見が求められることは間違いない。
本書は日本語のShopify関連本としては、今のところ読んでおいて絶対損はない一冊。作って終わりではないECサイトの特性上、その後長く続く運用面について多くページを割いて、実例を豊富に挙げながらきちんと説明しているのは、日本中の悩めるEC事業者にとって非常に貴重なのではないかと思う。
Shopifyは20万人同時アクセスに耐えるサーバーインフラを持ち、監視もセキュリティも万全です。 (中略) 強固なインフラを自前で用意するのではなく、「利用する」ことが近道です。Shopifyはこれを実現できている点が大きな強みと言えます。何かのタイミングで膨大なアクセスが発生しても、追加コストや変動コストはかからず、セキュリティ対策やバージョンアップも自動で行われ、サーバー監視などに気を揉む必要もない。極めつけは、世界の最先端の機能が常に無償でアップデートされ続ける……。
実は、ShopifyでECサイトを作らなくても、カート機能だけを切り出して利用することができます。つまり、ECサイトの裏側の機能だけ利用することができるということです。この仕組みを利用することで、たとえば、WordPress等別のCMSで作ったWebサイトにShopifyのカート機能をつけたり、Webサイトはなくアプリだけを運営してShopifyのカート機能を利用したりすることも可能です。
Shopifyには店舗予約ができる「Sesami」というアプリがあり、予約機能が簡単に導入できます
Shopifyでシークレット販売をする時に便利なアプリが「Locksmith」です。Locksmithを活用すると、特定の商品ページやコレクションページなどにアクセス制限をかけることができます。
「Klaviyo」や「Omnisend」などのShopifyアプリでは、自動メールが簡単に設定できます。自動メールのフローで、配信対象顧客、配信タイミング、条件分岐などを設定することもできます。しっかり時間を取って接客をするために、ショールームは予約制にすることも有効です。