イラストで学ぶ ヒューマンインタフェース 改訂第2版 (北原義典/講談社)

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昨今、UI/UXをタイトルに冠したWEBデザインの技術書が多く出ているが、それらは考えてみればすべて「ヒューマンインターフェース」である。

人間にとって何がわかりやすく、何がわかりにくいか。どういうデザインであれば使いやすいか。体系的にインターフェースというものを学ぶことで、シンプルな人間の道具としてWEBを捉え直すという視点が自然に出てくるのではないか。

人間と外界との接点である「道具」を使いはじめたときがあったとすれば,それが,ユーザインタフェースの概念が登場したときといえるでしょう.すなわち,人間と道具との接点がユーザインタフェースなのです.

アメリカの認知科学者D.ノーマンの提唱したシグニファイアという概念です.シグニファイアは,形,色,材質など,モノが構造としてもっている情報が,そのモノ自身をどう取り扱ったらよいかについてのメッセージをユーザに発している,すなわち使い方の必然性を訴えているきっかけとしての要素です.

【社会的手抜き】
複数の人間が共同で作業を行うときに,人数が多くなるほど,個人の発揮する力が低下する現象.フランスの農業技術者であったM.リンゲルマンが行った綱引きの実験では,8人でロープを引っ張らせると,各人は1人で引っ張った場合の49%しか力を出さなかった.

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