購入価格:2860円
評価:
この記事は約1分1秒で読めます
昨今、UI/UXをタイトルに冠したWEBデザインの技術書が多く出ているが、それらは考えてみればすべて「ヒューマンインターフェース」である。
人間にとって何がわかりやすく、何がわかりにくいか。どういうデザインであれば使いやすいか。体系的にインターフェースというものを学ぶことで、シンプルな人間の道具としてWEBを捉え直すという視点が自然に出てくるのではないか。
人間と外界との接点である「道具」を使いはじめたときがあったとすれば,それが,ユーザインタフェースの概念が登場したときといえるでしょう.すなわち,人間と道具との接点がユーザインタフェースなのです.
アメリカの認知科学者D.ノーマンの提唱したシグニファイアという概念です.シグニファイアは,形,色,材質など,モノが構造としてもっている情報が,そのモノ自身をどう取り扱ったらよいかについてのメッセージをユーザに発している,すなわち使い方の必然性を訴えているきっかけとしての要素です.
【社会的手抜き】
複数の人間が共同で作業を行うときに,人数が多くなるほど,個人の発揮する力が低下する現象.フランスの農業技術者であったM.リンゲルマンが行った綱引きの実験では,8人でロープを引っ張らせると,各人は1人で引っ張った場合の49%しか力を出さなかった.